Case

読者リアリティが掴めないメディア運営→ママのアンケート記事化で30万PVの共感記事が作れるように

読者リアリティが掴めないメディア運営→ママのアンケート記事化で30万PVの共感記事が作れるように

子育て情報に関するWebメディアの立ち上げを控えた大手出版社のE社様。ママをターゲットにしたもののメディアの運営は大手出版社のため、リアルなママとの接点がなく、読者リアリティが掴めずにいました。

エニママの登録ママの属性がそのままメディアのターゲットと重なることから、読者のリアリティを掴むための実態調査を実施。そこで、登録ママへのアンケート調査・インタビュー会の実施、さらに調査結果を記事コンテンツに落とし込み制作までのフローを一貫して行いました。

メディア運営側と読者とのリアルな接点をつくり、読者の本音を調査した記事コンテンツが共感を呼び、TVメディアで取り上げられるなど大きな反響となった事例をご紹介します。

プロが企画を考えるも、読者リアリティのあるものを作れているか不安

大手出版社ということもあり、プロのライター陣による専門的な記事や、著名人を対象としたインタビュー記事など幅広いジャンルの企画は実現するものの、「リアルな読者」の共感を得られるのかという点では確信が掴めずにいました。また、メディアを立ち上げたばかりのためリリースした記事の反応を検証できる仕組みもありません。かといってリアルな読者との接点はなく、ママの声をヒアリングする時間も余裕も仕組みもないといった状況です。

そこで、読者像に近いエニママのママを通して、より共感を得られる記事制作のために「読者の声」を徹底的に調査することに。読者である子育て家庭に寄り添った企画、共感を得られる記事制作を目指しました。

エニママがヒアリングから記事化までのフローを代理し、アンケートベースの記事作りをスタート

まずは、「ママの困っていること、悩んでいることに寄り添いながら、子育ての課題を解決できるような情報」をテーマに「ママの生活の実態調査」と「子育て中のママと運営側のリアルな接点」を設計。ママの生活の実態調査では、アンケートを通してママが感じる、子育ての困り事や課題感を炙り出していきます。

初回は「周りが思う以上にママの負担となっている絵本の読み聞かせ」にテーマを絞りました。

アンケート回答者のうち、何割が読み聞かせを負担に感じているのか、読み聞かせの何が負担になっているのか、読み聞かせの冊数、家庭の中で誰が読み聞かせを担当しているのか…などさまざまな角度からの設問を含めたアンケートを設計し、およそ1200名のママに配信。

さらに、アンケートによる定量的な調査のみに留まらず、個人のエピソードを集めるために5名のママを集めたインタビュー会を実施しました。インタビュー会参加者の選定や、当日のシナリオ作成・進行役もエニママで担います。インタビュー会では、アンケート調査では見えてこなかったママたちの読み聞かせの創意工夫エピソードが集まりました。

調査データの結果やママの実体験エピソードを元にすることで企画に説得力をもたせることができました。企画に迷うことなく、読者リアリティのある記事が生まれるルーティーンが完成したのです。

「読み聞かせが辛い」というママの本音を記事化したものは、Yahoo!ニュースにも転載され30万PVの共感記事に

実態調査やインタビュー会でのママのリアルな声を取り入れた「子供への絵本の読み聞かせが辛い」という記事は大きな反響を呼びました。TV番組で特集されたり、SNSで話題となったりと、多くの子育て家庭の共感を得ることができたのです。

立ち上げて間もないWebメディアへのPVに貢献したことも成果のひとつでしたが、リアルな読者層であるママと運営側の定期的な接点を創出したことにも価値を感じたとのことでした。

との声をいただいています。

既存ユーザー・潜在ユーザーの分析はエニママで!

新しい事業、サービスやメディアを立ち上げる際は、リアリティあるユーザー像をイメージできるかどうかが重要です。また、ある程度事業が成長するとユーザーを数字で捉えてしまい、自分たちが抱えているユーザーがどういう人たちなのかを見失ってしまいがち。エニママの「ママの声」は、商品開発や新規メディアの立ち上げ、既存サービスのレビューなどさまざまなマーケティングに活用いただけます。

子育て家庭のリアル、ママの本音や経験を自社事業に生かしてみたいと感じたらぜひお問合せください。

取材・記事執筆:AnyMaMa 朝本麻衣子
デザイン:under→stand CREATIVE 原井洋徳

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