Case
<ディレクターインタビューvol.5>「スキルも強みもない気がする」自信がなかったママがエニママで社会復帰!
「クライアント」と「エニママ登録者」双方をサポートし、受託した業務を推進する大切な役割を担う「ディレクター」。
エニママを語るうえで欠かせない存在です。
エニママに在籍するディレクターたちのバックグラウンドは実にさまざま。働きかたや担当業務は多分野にわたります。
今回お話を伺ったのは、にこやかでとてもお話しやすい雰囲気をお持ちの、ディレクターの佐藤さん。初対面なのに「この人になら安心して心を開ける!」と感じてしまう、魅力的なお人柄です。
ブランク前は、誰もが知る大手人材紹介会社でバリバリと仕事をされていたという佐藤さん。彼女をエニママに誘った方いわく、「優秀な人だと昔から評判だった」とのこと!そんな彼女にも実は、自分のスキルや経歴に自信が持てない時期があったそうです。
目次
ディレクター:佐藤 真代(さとう まさよ)
家族構成:夫、娘・息子(娘11歳、息子7歳)
居住地:兵庫県
エニママ歴:3年
趣味・好きなこと:食べること、食べたいものをつくること。体を動かすこと。
とっておきのストレス発散法:ヨガ、ランニング。餃子と紹興酒。
多忙だった正社員勤めを辞め、その後9年間専業主婦生活にどっぷりと浸かっていた
ー本日はよろしくお願いいたします。さっそくですが、エニママに登録する前の佐藤さんについて教えていただけますか?
はい、よろしくお願いします!
もともとは栄養士になるつもりで学生生活を送っていましたが、結局栄養士としては就職せずに、輸入食品の会社に新卒入社しました。
そこからはいろいろとあって、4社目の人材紹介会社に落ち着くまでの4年間に、3回転職を経験しています。
どの会社にも、その都度自分なりの目的とか、軸のようなものを持って転職していたのですが、残念ながら倒産などといった外的要因が重なってしまって…。結果的に、短期間に職場を転々とすることとなってしまいました。
4社目の人材紹介会社ではキャリアアドバイザーとして働いていたのですが、とにかくすごく忙しくて…。結婚してからも、夫よりも私の方が帰りが遅い日々。
入社して3年くらい経ったころに、「そろそろ妊娠・出産も考えたいな」と思うようになり、退職。その後第一子を出産してから約9年間、どっぷりと専業主婦生活に浸かっていました。
ー社会人時代、なにかモヤモヤのようなものは抱えていましたか?
短大卒、かつ短期間でたくさん転職している…という自分の経歴に、モヤモヤを感じることはありました。転職回数が積み上がった結果、経験する領域についても「広く浅く手を広げた状態」になってしまって。「私には強みもスキルもないな」と感じていました。
ー人材紹介会社を退職して専業主婦になったとのことですが、「仕事を続ける」という選択肢は当時あったのでしょうか?
その当時は、キャリアアドバイザーとして「やりきった!」という思いがあったので、「また落ち着いたらパートでも探そうかな」などと漠然と考える程度でした。もともと「自分のキャリアを積んでいきたい」という思いはあまりなくて…。キャリアに対する上昇志向は、あまりないのだと思います。
専業主婦になってからしばらくの間は、社会とのつながりがほとんどない毎日に「私は限られたコミュニティで生活している…」と感じていましたが、その環境にも慣れていきました。
たまに「このままでいいのかな」という気持ちがふと湧き上がってくるけれど、「かといって私にはスキルも強みもないし…。」とそのままの生活を続ける、というのを繰り返していたように思います。転職活動をしてみる、といったこともなかったですね。
知り合いに誘われてエニママに登録、「知らない業界・未経験の業務」で社会復帰!
ー佐藤さんがエニママに登録したきっかけを教えてください。
エニママに登録したきっかけは、エニママで社員をしている友人からの誘いです。「大きめの案件が立ち上がるから、一緒にやらない?」と声をかけていただきました。
さきほどお話したとおり、私はその時点でブランクが9年間くらいある状況。エニママでの稼働をスタートするときも、「5年ぶりにパソコン開いたかも?!」というレベルの「ひさびさ感」だったんです!
誘われるがままにエニママに登録して稼働をはじめたのですが、フタを開けてみたら「有名メディアの校閲業務」という私にとってはまったく未経験の仕事で驚きました…!「えっ、校閲業務?!やったことない、むずかしそう!」って(笑)
友人からは「ちょっとした仕事だから大丈夫」なんて聞いていたので、単純な入力作業かな?程度に考えていたんです。しかし実際は、久しぶりの仕事だし、ぜんぜん知らない業界の未経験業務だし…という状況でした。
ITツールについても、知らないことばかり。ITツール名をGoogle検索するところからはじめたくらいです。業務マニュアルも、コンビニでわざわざ紙に印刷したり(笑)。今思えば、すごくアナログだったなぁと思います。
ー業務に必要なITの知識やスキルは、どのように身につけたのですか?
前職で身につけたスキルはパソコンのタイピング程度だったので、スプレッドシートひとつ取っても、操作も用語もわからないことだらけ。わからないことをGoogleで一つひとつ調べながら身につけていきました。
加えて、一緒に働いていたチームのメンバーから教えてもらうことも多かったです。チームのメンバーにすごく恵まれて、「助け合う、教え合う」という雰囲気があったんですね。わからないことが出てきたときには、「ちょっとこれ、わからないね」なんていい合ったりして。一人で抱えこむ…ということがなかったのがとても助かりました。
エニママのよさは「自宅にいながらチームで仕事ができる」「お互いに助け合える雰囲気」
ー佐藤さんの考える「エニママのよさ」について教えてください。
やっぱり、「オンライン完結でも、チームでスムーズに業務を進められる環境が整っている」点がすごいなぁと思います。最初は、同じ空間に質問できる相手がいない…ということに不安を感じていたのですが、エニママでは「相手がとなりにいるかのような雰囲気」のなかで仕事が進められるんです。
あとは、なにかわからないことがあったときに助け合える「いい雰囲気」がエニママにはあると思います。「こんなこともわからないの?」なんていうイヤな雰囲気がありません(笑)
この「いいかんじ」の温度感は、ほかのリモートワークサービスにはない、エニママならではのよさではないでしょうか。
ディレクター業務の魅力は「メンバーが楽しく働くためのお手伝いができる」こと
ーディレクター業務ならではの魅力はどこにあると考えていますか?
メンバーとして仕事をしていたときには、「楽しいし、お金ももらえるし嬉しいな」という感じで…楽しい、嬉しい、充実している…といった喜びは、自分だけで完結していたと思います。
でも、ディレクターになった今は、「自分が担当するチームのメンバーも、同じように喜びや充実した気持ちを感じているんだろうな」と思えるので、単純に喜びがメンバーの人数ぶんだけ増えるような感覚があるんです。
私がディレクターとしてメンバーのみなさんのお手伝いをすることで、メンバーのみなさんの幸せな時間が増えているんだろうな、と思えるのが、ディレクター業務ならではの魅力かなと思っています。
ーさいごに、これからディレクターを目指したい方々にメッセージをお願いできますでしょうか?
ディレクターはチームを組んで業務を推進することが仕事なので、一人でコツコツと作業したい…という方には、ちょっと難しいかもしれないかもしれないですね。
逆に、人をサポートするのが好きな方、誰かのために何かしたい…という気持ちのある方でしたら、なにか特別なスキルや専門知識がなくてもチャレンジしていただける仕事だと思っています。
<推薦者コメント>
フルリモートという環境のため、テキストコミュニケーションが主になりますが、とにかく丁寧で素敵な文章で、読むだけで気持ちよくさせてくれます(笑)常に相手の立場に立って動くお人柄が表われていると思います。
また、どのメンバーにもフラットに接し、チームの変化に気付くのが速く、細やかにフォローしてくださいます。いつも温かな包容力で、案件を進行していただいています。
取材・記事執筆:AnyMaMa 笹川かおり
デザイン:under→stand CREATIVE 原井洋徳
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