商品の魅力をもっと多くの人に伝えたいパン屋さん→エニママ式コンサルティングとリサーチで解決。納得のチラシで社員のモチベーションもアップ！

Case

2023.04.20

自信と愛着がある自社の商品を多くの人に届けたいが、その方法がわからない…といった悩み。これらは、「コンサルティング」や「リサーチ」によって解決するかもしれません。

今回ご紹介するのは、エニママ式のコンサルティングやリサーチにより、納得のプロモーションを実現したC社様。ビジョンをチラシに反映できたことで、社員のモチベーションまでもが急上昇した事例です。

パンに必要なのは「高級な箱」！？

とある地方都市でパン屋を営むC社様。店舗での販売は堅調だったものの、商圏内の販売だけでは売上が頭打ちになるという懸念があり、冷凍パン事業に着手していました。

しかし、冷凍パンのマーケティングは手探り状態。さまざまなクリエイター等と仕事をするも、「ビジョンをうまく表現できない」という問題を抱えていたのです。

実は、当初のご依頼は「桐の箱」を用意して欲しい、というものでした。というのも、C社様は冷凍パンを「贈答用」として販売するにあたり、「高級な箱が必要」と考えていらっしゃったのです。

一般的なアウトソーシング会社であれば、ここで「桐の箱」を用意するかもしれません。

しかし、冷凍パンのマーケティング手法を検討するにあたり、さまざまな可能性を探りたいと考えたエニママ担当者は、コンサルティングとリサーチをとおして「本当にしたいこと」や「本当に必要なこと」を深掘りするところから始めることにしました。

エニママには、子育て世代を中心とした2,000名以上のママたちが登録をしています。そのため、ママたちへのヒアリングにより、子育て世代の動向をリサーチすることが可能です。

そこで、冷凍パンについてママたちへリサーチをおこなったところ、冷凍パンは「冷凍庫のスペースが必要」であり、「桐の箱は処分に困る」といったママたちの本音が明らかに。そのため、桐の箱に入った冷凍パンは、贈答用として不向きなのでは？という実態がみえてきました。

このリサーチを踏まえ、コンサルティングにおいて「桐の箱は本当に必要か？」という問いかけを実施。この質問をきっかけに、「高級な箱は不要」という大きな気付きが得られたのです。

さらにコンサルティングを続けた結果、C社様が本当に伝えたいことは「人を幸せにしたい」という想いであることが判明。そこで、冷凍パンに込められたこの想いを「大切なひとのしあわせな朝を想う」という物語にして、チラシで表現することにしました。

その結果、単にビジョンを表現するだけでなく、冷凍パンだからこそ生み出すことができる価値をデザインすることに成功したのです。

実は、C社様が冷凍パンの販売に着手したのには、もう１つ大きな理由があります。それは、「会社の業績を上げて、頑張ってくれている従業員たちに恩返しがしたい」という想いでした。

この「人を幸せにしたい」というビジョンは、従業員だけでなく、お客様や貧困で苦しむ世界の人々にも向けられており、C社様にとって揺るぎないもの。このビジョンを明確化し、冷凍パンへの想いを「物語」にしてチラシで表現したことで、クライアントの「まさにそれ！」を実現しました。

その結果、「こんなにも自分たちのことを分かってくれたのはエニママが初めて！」と、C社様にご満足いただくことができたのです。

また、本当に伝えたかったことをチラシに表現したことで、「これならいける！」とクライアントのモチベーションも急上昇する結果に。チラシにより、当初想定していなかったシニア層の購入も増えており、C社様も確かな手応えを感じています。

自社の商品に自信があっても、ビジョンを言語化できず、うまくプロモーションできないという悩みを抱える企業は、C社様だけではないはずです。

現在、エニママでは、いままでありそうでなかった「中小企業向け」のコンサルティングやリサーチをおこなっています。

コンサルティングでは、クリエイティブチームと壁打ち等をおこない、「やりたいこと」や「やるべきこと」が明らかになるばかりでなく、言語化できていなかったビジョンや、商品の魅力までもを顕在化させることができます。

またリサーチでは、エニママに登録しているママ達へのヒアリングをとおして、子育て世代のニーズをつかむことが可能です。この「コンサルとリサーチの相乗効果」によって、より効果的にマーケティングの最適解を見つけていきます。

自社の商品に絶対的な自信がある企業様こそ、是非エニママ式のコンサルティングやリサーチをおためしください。エニママが、商品を多くの人に届けるための伴走者となり、納得感のあるプロモーションの実現をお手伝いします。

制作ディレクター：AnyMaMa　笹川かおり
取材・記事執筆：AnyMaMa　木村渚
デザイン：under→stand CREATIVE　原井洋徳

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