Case
<ディレクターインタビューvol.4>転勤族でブランク10年、完全未経験からのチャレンジエピソード
「クライアント」と「エニママ登録者」双方をサポートし、受託した業務を推進する大切な役割を担う「ディレクター」。エニママを語るうえで欠かせない存在です。
エニママに在籍するディレクターたちのバックグラウンドは、じつにさまざま。働きかたや担当業務は多分野にわたります。
今回インタビューしたのは、明るい笑顔と親しみやすいやわらかな雰囲気が魅力的なディレクター、高野さん。彼女とのオンラインインタビューが終わったあと、不思議と「私も前向きにがんばろう!」と、なんだか元気になっていることに気がつきました。
「まだまだ修行の身、新米ディレクターです!」と謙遜する彼女ですが、どんなものごとも前向きにとらえて無理なく行動に移し、その積み重ねによって、着実に自信と実力をつけてきたことがお話からうかがえます。
目次
ディレクター:高野 洋子(たかの ようこ)
家族構成:夫、娘3人(11歳、7歳、3歳)
居住地:福岡県
エニママ歴:1年7ヶ月
趣味・好きなこと:食べ歩き。観葉植物を育てる。
とっておきのストレス発散法:友達とのランチで笑いまくること。これだけでエネルギーチャージです!
結婚・出産・転勤族…気づけば10年のブランク。働きたいのに挑戦する勇気が出なかった
ー本日はありがとうございます。はじめに、エニママに登録したきっかけを教えていただけますか?
はい、よろしくお願いします!
エニママに登録したきっかけは、知り合いからの紹介です。「こんなサービスがあるよ」と教えてもらって登録してみたのですが、最初は「自分にできるのかな」と不安でした。
というのも、芸術系の大学を卒業した後にアパレル系インポートブランドの販売をしていたのですが、結婚を機に退職しまして。その後、10年ほどブランクがあったんです。育児に追われていたら、10年はあっという間に過ぎてしまっていました。
それに加えて、我が家は転勤族。「働きたいけれど、継続して働けない」というようなモヤモヤをずっと抱えながら過ごしていました。エニママに登録したあとも、「私にはブランクがあるからできない」と思ってしまって…。実際に稼働をはじめることに、心理的なハードルを感じていました。
そんなこんなで、『挑戦する勇気』みたいなものが持てない期間があったのですが、「このままなにもしないままでいるのもイヤだな」「働いていたい」という思いも同時にあって、少しずつ案件に応募してみるように。
エニママの案件に応募しはじめた当初は、お断りが続いたりもしましたが、だんだんと仕事をいただけるようになってきたんです。
ブランクで失った勇気を振り絞ってエニママの仕事にエントリー!少しずつ挑戦し、自信を重ねていった
ーエニママでは、前職での経験を活かした仕事をしているんですか?
じつは、前職の経験にはあまりこだわっていません。エニママでは最初から、ジャンル問わず、いろいろな案件にチャレンジさせてもらっています。ライター以外の業務はひととおり経験したかな?と思います。ライターだけは、まだチャレンジしたことがないのですが…!
バックオフィス系の業務からスタートして、採用サポート系や入稿といったさまざまな業務にも挑戦しました。最初は避けていた架電系の業務は、「ちょっとやってみようかな」という感じで応募して、そのまま案件を増やしていって現在にいたります。
たとえ未経験でもいろんなことにチャレンジさせてもらえる、という点が、本当にありがたいなぁと思うんです。自分が思ってもみなかったところで「あ、私ってこういう仕事が好きなんだな」という発見があったり。
初めての仕事にもチャレンジさせてもらえて、その仕事に喜びを見出せて…というちょっとしたひとつひとつが、確実に自信につながっていっていると感じます。自分のペースで、できる範囲で少しずつ仕事を増やしていっています。
エニママに対しては、「挑戦させてもらっている」「勉強させてもらっている」という気持ちが大きいかもしれません。
ー事務経験はなかったとのこと。エニママのようなフルリモート環境で仕事をするのに必要なスキル(基本的なパソコン操作やタイピング、テキストコミュニケーション)は、どうやって身につけたのですか?
タイピングはなんとなくできてはいましたが、ネット上でできる無料のタイピングソフトを使って練習はしました。
パソコン操作については、必要に応じてショートカットを検索したりと、もっぱらGoogle先生に頼りっぱなしです!
テキストコミュニケーションは、ほかのディレクターさんの「いいな」と思った言い回しを盗んだりしてます。でもまだまだ盗み足りていないと思っています(笑)
ー現在はどんな案件を担当されているんですか?
ディレクターとしては、架電系、採用系、それと入稿系の案件を担当しています。
特に架電系は、最初は「自分にできるかな」っていう不安もあったのですが…。それでもちょっとチャレンジしてみようかな、と思ったのがきっかけでスタートして、今ではディレクター業務を担当させていただけるようになりました。
ー架電業務でご活躍されているとうかがっています。不安を抱えながらスタートしたとのことですが、うまくいくようになったきっかけは何かあったのでしょうか?
私がメンバーとして稼働していたときのディレクターさんの言葉を借りると、「架電系の案件は人気がない」(笑)。営業電話となると、さらにハードルが上がるように感じる方も多いかもしれません。
私の場合は、営業電話の案件でも「お困りごとを聞く」という雰囲気でお話をするようにしていて、そのやりかたに楽しさとか喜びを見出した…という感じです。
架電案件が得意な方は、数字的にもすごく結果を出していらっしゃったりするので、最初はその方のトークスキルややりかたをどんどん盗むようにしていました。
エニママでは、子どもが小さくても転勤族でも家庭と仕事を両立できる
ー娘さんが3人いらっしゃるそうですが、子育てと仕事の両立はできていますか?
一番下の娘がまだ年少なので、急な発熱などを想定するとスケジュールを立てにくい、という状況ではあります。
特に架電系の案件だと、子どもの声が入ってしまう環境では仕事ができないので、お休みをいただくことになってしまいます。心苦しいのはもちろんなのですが、クライアント様もその点は折り込み済みで発注していただいていることが多く、「家庭第一で」という雰囲気があるのは本当に助かる点です。
それと、両立の話からはちょっとそれてしまうのですが…フルリモートという環境なので、転勤族のママが抱えがちな「継続したキャリアが積みにくい」「なかなか採用してもらえない」という悩みが解消されるのもありがたいですね。
クライアントとメンバー両方と喜びを共有できるのがディレクター職の魅力
ー高野さんが感じている「ディレクター職の魅力」や、「やりがい」について教えてください。
これはディレクター職に限らず、エニママ全体の特徴として言えることですが、自分でスケジュールを組めるので、子どもがいても働きやすいのがやっぱり嬉しいなと感じています。
また、ディレクターはクライアント様とのやりとりも担当するため、業務についてのフィードバックを直接いただけます。これはメンバーとして稼働していたときには感じられなかったやりがいのひとつだと思っていて、以前よりも「働く喜び」を強く感じられるようになりました。
そしてその喜びが自分だけで完結せず、同じチームで稼働しているメンバーに共有していける点も、ディレクター業務のいいところかな、と思っています。
自分がやりたいことが出て来たときのために、一歩を踏み出せるような力をつけたい
ー今後の目標や展望のようなものはお持ちですか?
具体的な目標があるわけではないのですが、今後なにかやりたいことが出てきたときに、一歩を踏み出せるような力をつけておきたいな、とは思います。
「こんなことやってみたいな」とプランが思い浮かぶことはあるのですが、実際に行動に移すにはハードルが高い、と感じることも多くて。エニママで仕事をすることも含めて、いろんなことを吸収しながら、一歩一歩成長していきたいなと考えています。
ーありがとうございます。最後に、これからディレクター職に挑戦してみたいというみなさんにメッセージがあればお願いします。
私自身が今も修行中の身で、偉そうなことは言えませんが…。クライアント様とのやりとりといった、今まで経験できなかった業務をこなせたときは、「こんな私でもできた!」と自己肯定感が爆上がりします(笑)
失敗もたくさんありますが、へこんだ感情以上に、自分自身の成長が感じられると思います。興味がある方は、ぜひ勇気を出して挑戦して欲しいと思います!
ー本日はありがとうございました!
<推薦者コメント>
とても高いコミュニケーション力を武器に、クライアント様からもメンバーからも高い信頼を得ている高野さん。それは、相手を尊重・尊敬し、感謝の念をいつも持たれていることが相手に伝わるからだろうな、と感じています
「自信がないからやらない」ではなく、「自信がないけど挑戦してみる!」というチャレンジ精神と、「吸収できるもは何でも吸収しよう!」というハングリー精神が、早いスピードでの成長に繋がっているんだろうなと思います!
取材・記事執筆:AnyMaMa 笹川かおり
デザイン:under→stand CREATIVE 原井洋徳
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