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【ママの在宅ワーク】仕事場は子どもの遊び場「接客業→専業主婦→WEBライター」へ転身〔ママの実例はヒント満載!〕

【ママの在宅ワーク】仕事場は子どもの遊び場「接客業→専業主婦→WEBライター」へ転身〔ママの実例はヒント満載!〕

※本記事は、講談社のWEBメディアコクリコとエニママが共同で制作し、同時掲載をしたものです。

コロナ禍を機に注目された在宅ワーク。家事・育児との両立がしやすいイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか? 実際に在宅ワークの世界に飛び込んだママたちにお話を聞いてみました。

お話をうかがった人
坂本さん(仮名)40代前半 奈良県在住
・家族構成:ご本人、夫、娘(7歳)
・趣味:Netflix(英語を勉強中、夢は日本語字幕なしでみること!)、旅行
・特技:初対面の人ともすぐ仲良くなれる

在宅ワークをはじめる前のタイムスケジュール

6:30 起床
 7:00 子どもを起こす・朝食準備
 7:45 子ども登校・洗濯オン
 8:00 朝食・身支度・掃除
 9:00 洗濯物を干して図書館へ(勉強)
12:30 ランチ
14:30 帰宅
15:00 ならいごとの送迎
16:30 帰宅・夕飯支度
17:30 夕飯
18:30 バスタイム
20:30 子ども寝かしつけ・就寝
   (そのまま朝までねるときも)
21:00 趣味タイム
   (元気なとき)
23:00 就寝

在宅ワークをはじめた後のタイムスケジュール

6:30 起床
 7:00 子どもを起こす・朝食準備
 7:45 子ども登校・片付け
 8:00 朝食・身支度
 8:30 仕事準備(PCなどの準備)・身支度・掃除
 9:00 仕事スタート(事務)
13:00 洗濯オン
14:00 仕事終了時間・少し残務
14:30 ランチ・洗濯物を干す
15:00 仕事スタート(ライター)
16:30 夕飯支度
17:00 学童お迎え
17:45 帰宅・夕飯
19:00 バスタイム
20:30 子ども寝かしつけ・就寝
   (そのまま朝まで寝る日も)
21:00 残務(あるとき)
     趣味タイム(元気なとき)
23:30 就寝

接客業出身ママが、在宅ワークでWebライターに転身!?

大学卒業後、子どもの英会話講師、空港のグランドスタッフ、美容部員として務めた経験のある坂本さん。結婚後は、観光地の施設で総合案内スタッフとして働きましたが、妊活をきっかけに専業主婦になりました。

その後、子どもの小学校入学を機に接客業以外の仕事にチャレンジしたいと思うようになった坂本さんは、接客業以外の仕事についてリサーチをはじめます。そのなかでWebライターという仕事に興味を持ったのが、在宅ワークをやろうと思ったきっかけだそうです。

もともと文系で国語が得意だったこともあり、文章を書くことに抵抗がなかった坂本さん。「自宅で集中できるか」「納期を守れるのか」「頼る人がいなくても大丈夫か」といった不安がありましたが、もくもくと没頭できる仕事に魅力を感じ、ママのキャリア・家庭の両立をサポートするサービス「エニママ」に登録。思い切って一歩を踏み出しました。

在宅ワークをはじめてから部屋がきれいに!?

在宅ワークは、自身の好みに合わせた環境がつくれるのが大きな魅力。冷房が苦手な坂本さんは、夏場は扇風機を真横に置いて、冬場はこたつやあったかグッズを活用して過ごしています。

夏場の仕事はデスクを使用。
子どもが登校したあとの様子。部屋をきれいに片づけるのが朝の日課。

また、通勤時間がなく、勤務時間も決まっていないため、子どもが学校から帰ってくるぎりぎりまで仕事ができるのも在宅ワークのメリットです。坂本さんは、自分で作業時間をコントロールできるのが「本当に楽」だと感じているそう。

オフィスに出勤する場合、子どもの帰宅時間に合わせて会社を出る時間を決めて、時間までに仕事を終わらせなければなりません。しかし、どんなに頑張っても、予定どおりに進む保証がないのが現実。電車が遅延したり、子どもが寄り道して帰宅時間に帰ってこなかったりすることもあります。

慌てて仕事を終わらせて帰ってきたのに……と、モヤモヤすることがあるのもワーママあるあるです。そんな心の負担を少しだけ軽減できるのは、在宅ワークの魅力の1つでしょう。

コミュニケーションに悩んだ在宅ワーク

在宅ワークが気に入っている坂本さんですが、仕事に集中しすぎて、ついつい自分のことをないがしろにしてしまうことも。水分補給やお手洗いが後回しになったり、運動不足になったりすることがあるようです。

いつでも作業ができる環境だからこそ、プライベートの時間を削って作業してしまうこともあるんだとか。仕事とプライベートが混同してしまうのは、在宅ワークでありがちかもしれませんね。

坂本さんが在宅ワークで難しいと感じているのは、質問や疑問点があったときに、電話やチャットで質問しなければいけないこと。「これ」「あれ」といった指示語は使わず相手に伝わりやすい簡潔な文章を考えなければならないので、質問するのに時間がかかります。

オフィスでの仕事では、近くの同僚に資料を見せながら質問ができるので、その点は在宅ワークの難しさといえます。とはいえ、今は情報共有やチャットなどをするための便利なツールがいろいろとあります。さまざまなコミュニケーションツールを試してみたり、質問すること自体に慣れたりすることで、こういった悩みも解決するかもしれません。

家事の効率化で出費が減る!? 在宅ワークで思わぬ効果が!

坂本さんは在宅ワークと家事・育児を両立するには、すきま時間に家事をこなしたり、仕事時間を決めたりすることが大切だと感じています。たとえば、「仕事中に洗濯機のスイッチだけ押しておいて、仕事後にすぐ干せるようにする」「仕事の時間をしっかり決めて子どもとの時間を確保する」といった工夫をするようになりました。

たまった洗濯物は、仕事後に干せるよう洗濯機へ投入!

さらに、外出頻度が少なくなって、スーパーでの無駄な出費が減るといった効果もあったようです。在宅ワークで増えた収入で、学童の費用が捻出できるようにも。在宅ワークによって、家計があたたかくなるという好循環。ぜひとも真似したいですね。

仕事が終わるとデスクは洗濯物置き場に。

今後は自分の時間を確保しつつ、キャリアアップを目指すのが目標

仕事のやりがいを感じる瞬間は「チームで協力しながら仕事を完成できたとき」だと話してくれた坂本さん。

自宅で一人で在宅ワークに取り組む坂本さんですが、社内のテキストコミュニケーションツールを通じて仕事仲間と連携し、チームワークを感じながら仕事を進められる点に、やりがいを感じるのだそうです。

また、記事執筆を通して得られる「読者が知りたい情報を伝えられた!」という達成感も、坂本さんのやりがいにつながっています。

読者のニーズに答えるためには、得意分野に関する案件を探すこともとても大切です。キャリアアップを目指す坂本さんが意識していることは、「得意分野の案件が見つけられるよう常にアンテナをはる」「納得できる原稿を完成させる」こと。これらが、仕事のやりがいだけでなくキャリアアップにもつながります。

このように、在宅ワークにやりがいを感じている一方で、歩かない、動かない、パソコン画面の見すぎで、運動不足と視力悪化が気になっている坂本さん。今後、さまざまなチャレンジを計画しています。

・ヨガやストレッチの時間をつくる。
・目の健康を意識した運動や食事。
・休日に子どもと体を動かす。
・歩数計をつかってとにかく歩く。

仕事もプライベートも充実させて、自分らしく過ごしてもらいたいですね。

在宅ワークにチャレンジするなら、まずはネットでリサーチ!

坂本さんのおすすめは、インターネットを使って在宅ワークについて検索すること。いろいろな募集を見て、活かせそうなスキルがあれば挑戦してみるのが、はじめの一歩になるようです。

未経験の分野でも初心者が挑戦できる仕事を見つけたら、ぜひ応募を! 経験がないのに応募できないと思う方は、気になる職業の講座を受けてみるのがおすすめだそうです。どのような形でも、一歩踏み出すことが、在宅ワークへのチャレンジに繫がるのではないでしょうか。

※画像はすべて坂本さんご提供

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