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仕事への自信を取り戻したのはディレクターの経験! 大苦戦したクライアントとのやりとりが今ではスキルに…【卒業生インタビュー】

仕事への自信を取り戻したのはディレクターの経験! 大苦戦したクライアントとのやりとりが今ではスキルに…【卒業生インタビュー】

お話を伺ったのはこの方

▶︎松本さん  
・お住まい:神奈川県
・家族構成:夫・子ども(5歳)・義母・義父
・エニママ在籍期間:2022年8月~2025年2月

出産を機に社会から離れ、いざ仕事をしようと思ってもなかなか良い働き方に出会えずにいた松本さん。「在宅  ママ 副業」と検索をしたことでエニママに出会います。

エニママでは数多くの業務にメンバーとして関わり、ディレクターとして活躍したのち、現在はエニママmeet(エニママの人材紹介サービス)を利用して、とあるベンチャー企業にパートとして入社。正社員を目指し、さらなるスキルアップの日々を送っています。

松本さんがエニママで在宅ワークをはじめ、企業に入社するまでの歩みを詳しく聞いてみました。

「在宅 ママ 副業」で検索したことがはじまり

ーー松本さんとエニママの出会いを教えてください。

実は、元々在宅ワークをしたいと思って別のサービスに登録していました。でも私にはコレ!といったスキルや経験がなく、仕事をするチャンスがほとんど巡ってこなかったんです。他のサービスを探そうと思って「在宅 ママ 副業」と検索した時に、たまたまブログ記事でエニママを知りました。

ーーブログ記事ということは、たくさんの在宅ワークを紹介する会社が載っていたのではないですか?その中でなぜエニママが目に止まったのでしょうか?

はい、たくさんの会社が紹介されていました。私はけっこう慎重な性格で、他の会社のサイトもじっくり見比べたんです。「高い講座を紹介されるかも?」「騙されないぞ!」みたいな警戒する気持ちもありました。その中でエニママは信頼できそう……と思ったのは、エニママを運営している次郎さん、夏樹さん、そして和子さんの写真が載っていて、みなさんの言葉が書かれていたからです。読み込んで、納得してから登録しました。

ーー最初に登録していた会社でお仕事が軌道に乗らなかった時、前職に戻ることは考えなかったのですか?

ちらっとは考えました!でも、うちの子は療育(児童発達支援)に通っていることもあって、現実的に週5で働くのは難しいなと判断しました。

ーーエニママで最初にしたお仕事のことを覚えていますか?

中途採用の日程調整業務だったと思います。やってみるまではとても不安でした。

仕事から離れていた期間を思い返すと、育児に専念できたことはいいことだったと思える反面、以前の社会人としての「自分」が置いてけぼりになっていく感覚がありました。それに、特別なスキルがなかったので、私に何ができるか模索していたんです。

そんな中で仕事を始めたわけですが、ディレクターさんには本当に助けられました。エニママのディレクターさんってとてもやさしいんです。ミスをしてしまうと、ひとりパソコンの前で焦ってしまうこともありましたが「大丈夫だよ」というひと言が本当にあたたかくて……。こんなにやさしくしてもらえるんだとびっくりしました。ミスにも一緒に向き合ってくれて、そんな日々が少しずつ、自信を取り戻すことにつながったのだと思います。

ーー松本さんはどのようにお仕事する時間を作っていたのですか?

私は義理の両親と同居しているのですが、だからと言って子どもを預けて仕事の時間を確保するということはありません。ちょっと遠慮がありますね。なので、エニママ時代は子どもが集中してテレビを見ている時や夜間が主なお仕事タイムでした。だいたい1日2〜3時間です。

仕事をしている横で遊んでいる息子をこっそり撮影

あとは「預ける」という形ではなく、家族みんなが同じ部屋にいて子どもと遊んでいる時、私はパソコンを出して仕事をする、ということもありました。

息子と見に行った特急「踊り子」

基本的に拘束時間という概念がないので、仕事の合間を縫って特急「踊り子」を見に行ったこともあります。こういう働き方ができるのもありがたかったです。

やるからにはディレクターに

ーーエニママで仕事をしていた2年6ヶ月のことを聞かせてください。久々のお仕事だったわけですが、エニママでの業務はいかがでしたか?

登録する前にエニママのホームページで「ディレクター」というポジションがあることを知りました。エニママで仕事をするからには、ディレクターを目指したいと思っていたんです。だから、実際にお仕事をするチームに入った時は、ディレクターさんの仕事ぶりを観察していました。

どんな風に立ち回っているか、どんな伝え方をしているか……、チームのチャットの中で、自分宛ではない内容も実は見て学んでいました。

ーー松本さんはどのような経緯でディレクターになったのですか?

最初の一歩は、ディレクターの前段階である「助っ人ディレクター」というサポートポジションに自分から応募したことです。その後、自分がメンバーとして仕事をしていたチームで「ディレクターにならないか?」と声をかけていただいて、前任者から業務を引き継ぐ形でスタートしました。その時はとても嬉しかったです!

いつも仕事をしているテーブル

クライアントとのやりとりに大苦戦!

ーーディレクターになって大変だったことはありますか?

やりたいとは思っていたものの、これまで個人のお客様を相手にした仕事しかしたことがなかったので、クライアントの企業様とのやりとりには苦労しました。

エニママではディレクターのほかに「クライアントサポート」というポジションがあって、交渉ごとなどは請け負ってくれることがほとんどです。そのため、私が担当していたのは主に進行や質問、業務の設計におけるやりとりなのですが、それでも対クライアント向けに、どのような言い回しで伝えるのが適切か、苦戦しました。

ーーどのように乗り越えていったのですか?

先輩ディレクターさんが丁寧に教えてくださったんです。文章でのやりとりひとつとっても、当時の私の伝え方は全然ダメだったようで……。「その言い方では伝わらない」「こちらができることも提案してほしい」と、一つひとつの言葉にも細かなアドバイスをいただき、少しずつ学んでいきました。

ーー自身のスキルアップにつながったと感じたことはなんですか?

エニママに入る前は対企業のコミュニケーションをするなんて一切考えられませんでした。今思えば、子育てに専念していたことで、仕事の勘が鈍ってるんじゃないかと不安になり、自信を失いかけていたんです。でも、ディレクター業務を通して少しずつ“仕事をする”という感覚を取り戻せたと思っています。

私は先輩ディレクターさんから多くのことを吸収したと思っています。ただひたすら、先輩ディレクターさんが書く文章やミーティングでの話し方を見て、真似することで、自分のスキルにしていったんです。

そんな経験から、今まで経験したことがなかったクライアントとのコミュニケーションができるようになったので、ディレクターの経験は確実にスキルアップにつながったと感じています。

ディレクターの次のステップは?

ーー目指していたディレクターになったわけですが、現在は一社に絞ってお仕事をしているとのこと。なぜ今の働き方を選んだのですか?

ディレクターのお仕事はとても充実していたけれど、将来を考えて「正社員になりたい」と思うようになりました。今のベンチャー企業での営業アシスタントは、タイミング良く募集がかかり、出社がなくリモートで働けること・正社員への道が用意されていることなど、条件が良かったので応募しました。また、仕事の内容が子どもに関係することだったことも決め手となりました。

ーーエニママのディレクターと両立することは考えなかったのですか?

最初は考えていました! 未練のようなものもあったので……。でも現実的に、今の仕事がスタートすると時間が限られてしまって、一緒にディレクターをしていたエニママの仲間に負担をかけてしまってばかりでした。そんなこともあって、両立は無理だと思ったんです。

エニママの中には、エニママmeet(エニママの人材紹介サービス)で入社してもディレクターやプレイヤーを続けている人もいます。たくさんのことを学べる環境を手放すのは惜しかったですが、今自分ができることをやろうと思って前向きに卒業しました。

今や必需品のイヤホン。在宅での会議のしやすさを考え現在はノイズキャンセリング機能付きを使用中

ーー今後の展望を聞かせてください。

現在はパートという契約で仕事をしているので、ディレクターをしていた時と生活はあまり変わりません。直近の目標は、子育てと仕事の両立です。今5歳の息子が小学校高学年になるころには、正社員になれたらいいなと思っています。また、プライベートでは家族で47都道府県を旅行したいですね!

お出かけ先で撮った夫と息子

♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢

ディレクターでの経験がキャリアアップのきっかけになったという松本さん。表立ったスキルや資格がなくてもディレクターに挑戦できる環境が、大きな一歩につながりました。特別な講座を受講するよりも、日々の仕事の中で積み重ねた学びこそが、何よりも価値ある経験になったはずです。

インタビューへのご協力ありがとうございました!

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